反差別パネル展「ヘイトスピーチ-闘う市民たち-」を企画しました。


 

 

今、私たちの住む日本で、毎週のように外国人排斥を叫ぶ排外主義デモや差別街宣が行われているのをご存知でしょうか。

北は北海道から南は九州まで、外国人―在日朝鮮人・韓国人や中国人、時には外国人観光客―を標的にしたデモや街宣が、週末になると繰り広げられています。それらは主催者によってインターネット上に告知され、当日は動画が生中継され、賛同するコメントが殺到します。

2012年8月、主に韓国の人々がレストランや化粧品店などを営む東京のコリアタウン・新大久保で、「韓国征伐国民大行進」と称したデモが行われました。そして、その主催者らが「お散歩」と称して商店街に入り込み、韓国系の商店の看板を蹴り倒したり、店員に向かって「ゴキブリ」「殺すぞ」「竹島はどこの領土か言ってみろ!」と怒鳴ったり、日本人の客に対しても「こんなところで買うな」「売国奴」と罵るなどの行為を行いました。

このようなデモが激化し、2013年2月9日には「不逞鮮人追放!韓流撲滅デモin新大久保」と称するデモが200人規模で行われ、参加者らは「韓国人を絞め殺せ!」「うじ虫韓国人を日本から叩き出せ!」「朝鮮人を東京湾に叩き込め!」と叫びました。そして日の丸や旭日旗が林立する中、「よい韓国人も悪い韓国人も殺せ」「朝鮮人 首吊レ 毒飲メ 飛ビ降リロ」「害虫駆除」などと書かれたプラカードが掲げられました。

日本では、このようなデモや街宣は「表現の自由」として取り締まることが出来ないのが現状です。しかし、このような排外主義・差別デモに抗議する人々が街に現れました。

ツイッターやブログによる呼びかけに応じ、2月9日には、彼らの「お散歩」を阻止するべく韓国系商店街の角に男たちが、2月17日には、排外主義デモのコースである大久保通りの歩道に抗議の意思を書いたプラカードを掲げる男女が立ち始めました。そして、その人々は次第に増え始め、やがてデモ隊の人数を上回るようになりました。また、デモコースからコリアタウンを外すように警察に指導を求める署名活動も行われました。

これらの動きは2013年5月31日、NHKの「おはよう日本」で「ヘイトスピーチ 日韓友好の街で何が」と題して大きく報道されました。そして、「ヘイトスピーチ(差別煽動発言)」は2013年の流行語大賞トップ10にも選ばれました。

このような市民の抗議活動により、ヘイトスピーチ・デモの参加者は減少しました。しかし、その後も排外主義デモや差別街宣はなくなることなく続いています。そして、それらを許さず抗議する人々の活動も続いています。

そこで、このような現状をひとりでも多くの方に知ってもらいたいと願って、私達は反差別のパネル展「ヘイトスピーチ­­-闘う市民たち-」を企画しました。

「表現の自由」の名のもとに差別される被害者を置き去りにしていいはずがありません。

第1回:2014年6月28日(土)10:00~16:00 29日(日)10:00~17:30

     国際基督教大学 カルチュラルタイフーンに出展

第2回:2014年7月26日(土)10:00~18:00 27日(日)10:00~17:00

    新宿区立区民ギャラリー

※入場無料

 

 

 

反差別パネル展「ヘイトスピーチ-闘う市民たち-」を企画しました。” へのコメントが 2 点あります

  1. 好き嫌いは個人の自由ですが、それを相手に強要したり、全く愚にもつかない主張を、撒き散らす愚か者どもには
    鉄槌を下す必要があります。
    どうぞ頑張って下さい。

  2. 私も差別を嫌う人間の一人です。どんな人種であれ、人間は人間、わたしたちには認め合い助け合い協力し合うことが必要です。ましてやこのグローバル社会、日本は鎖国しているのではありません。世界のたくさんの人と仲良くやっていくべきです。にらみ合って憎しみあって、なんの利益もうまれないでしょう。今の社会、わたしたちで変えていきましょう。

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